脂質異常症の治療法

脂質異常症には大きく分けて2つの種類があります。

血液中に中性脂肪が多いタイプと悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが高いタイプです。
それぞれのタイプによって、その治療法は変わってきます。

まず、中性脂肪が多いタイプは、糖質や砂糖をカットする食事内容に切り替えます。
アルコールの飲みすぎや、甘いものの食べすぎは改善しましょう。

LDLコレステロールが多い人は、動物性脂肪を含む肉類を少なめにし、食物繊維を含む食材を多くとるようにします。

どちらのタイプであっても、脂質異常症にとって適度な運動や有酸素運動は効果的です。
運動でエネルギーを消費することで、中性脂肪を減らしたり、善玉コレステロールといわれるHDLコレステロールを増やすことができます。

適度な強さのウォーキングなどの有酸素運動を続けると、トリグリセライド(中性脂肪)を減らし、HDLコレステロールを増やす効果があることが分かっています
食事療法や運動療法で脂質異常症の治療を行う時は、医師や栄養士の指示のもと行うことが大切です。

糖尿病の種類

糖尿病には2種類タイプがあります。
1型糖尿病と呼ばれるタイプは、インスリンが全く作られなかったり、作られてもごくわずかだったりするタイプです。

原因ははっきりしていませんが、インスリンを作るすい臓のランゲルハンス島の働きが弱くなるためです。
ウイルスによって感染することもあります。

子供の糖尿病はこのタイプが多いのが特徴です。
全体の糖尿病患者のうち、このタイプはほんの数%と言われています。

2型糖尿病と呼ばれるタイプは、発症者のほとんどはこのタイプの糖尿病というほど、一般的なものです。
インスリンは作られてはいるものの、働きが悪かったり量が少なかったりします。

原因とされているのが、肥満や運動不足、ストレス、飲酒、食生活などの生活習慣です。
家族に糖尿病がいる人は遺伝的に発症しやすい体質であるとも言われています。

最近では、食生活の欧米化により、子供や若年層でも糖尿病を発症する人が増えてきているのが社会問題となっています。

脂質異常症とは

脂質異常症とはあまり聞き慣れない名前かもしれませんが、血液中のコレステロール値または中性脂肪が、基準より多い状態をいいます。

ほとんど自覚症状はありませんが、血液中に脂質が多く存在すると、血管の内側にくっついて溜まってしまい、動脈硬化をおこす原因にもなります。

以前は、高脂血症と呼ばれていたので、そちらのほうを耳にしたことがあるという人も多いかもしれませんね。

脂質異常症が進行すると、動脈硬化を経て心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあるため、注意が必要な生活習慣病です。

ドロドロ血液、サラサラ血液などという表現を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、この脂質異常症の人の血液はドロドロの状態になっているといっていいでしょう。

血液中に過剰に中性脂肪やコレステロールが存在して、血の流れが悪くなってしまうのです。
自覚症状がないため、健康診断で指摘されることがほとんどです。
適度な運動や食事療法が、脂質異常症の予防や治療には効果的です。